中性脂肪を改善するための方法として運動療法や食事療法の他に薬物療法があります。
しかし、中性脂肪の値が正常値より高いからといってすぐに薬を使う訳ではなく、高脂血症になっている場合や運動や食事によって改善されなかった場合に限り使うことになります。
中性脂肪を下げる薬にはフィブラート系やニコチン酸、EPAの3種類があり、それぞれの薬によって改善できる内容が異なっています。
フィブラート系の薬では主として肝臓で作られる中性脂肪を抑制させる働きがあります。
中性脂肪は体内でも生成されるもので、体内で生成されたものと食事によって取り込まれた量が限度を超えると余分な体脂肪となって蓄積されることになるのです。
そこで薬で体内で作られるものを抑えようという方法になります。
ニコチン酸は中性脂肪の代謝を促進させるもので、エネルギーに変えることで体内に蓄積されないようにする働きがあります。
最後にEPAですが、体内で生成される中性脂肪を抑制させる働きと同時に下げる働きも持っており、非常に有益に働いてくれると思います。
これらの薬の多くが中性脂肪に効くと同時にコレステロール値にも効くようになっているので生活習慣病の予防にも繋がることになると思います。
ですが、実際は薬に頼らずに自分の力のみで中性脂肪を改善できる方が良いので、薬物療法は緊急の場合を除いて最終手段として用いるのが良いと思います。
値が減ってきたらすぐにでも薬物投与を中断して様子を見るようにしましょう。